音楽と祈りを求めて〜南米縦断5000キロの旅

歌手のkawoleです。ペルーからボリビア、アルゼンチン、ウルグアイを回ります。音楽を巡るお話も。

アマイチャ・デル・ヴァジェ

母なる大地。
Pachamama,Tierra madre
アマイチャ・デル・ヴァジェ。

臨界波。

 

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カファジャテからアマイチャ・デル・ヴァジェまでは1時間半。

カファジャテ6:00発のAconquijaバスが出ています。曜日によって初時刻が違うので注意。アマイチャでは早朝着ですがバス停が大きくなく、道路に降ろされるので店が開くまでは公園で。比較的治安はよさそうな田舎町です。

140ペソ

 

 

宿泊したホステルはHostal Amancay

http://www.amaichadelvalle.com/hostal-amancay.html

 

プラサから徒歩10分と少し離れますが、オーナー夫妻の自宅で4人部屋で210ペソ。庭にはハンモックもあり、キッチン、シャワー、朝食つき。のんびりとステイできます。

カファジャテ ワインの街

サルタからバスで4時間、

メンドーサと共にワインの産地で有名なカファジャテに南下してきました。

 

サルタは少しでいいからそれよりカファジャテに行くといいよとこちらの人がみんなおすすめしてくれた場所。

 

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 まずは街で売ってるぶどうを色々買ってみました。

 

ぶどう売りのおばちゃんから買ったぶどう3種類と、徒歩でたずねることができるボデガ(ワイン蔵)でもらってきたワイン用のぶどう。全部で10ペソ(70円)

 

どれもびっくりするほど甘い!

ぶどうの写真撮っていい?と聞いたらポーズしてくれたのでおばちゃんを撮る。

 

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滞在は安ドミトリーですが、パティオにもぶどう棚があります。

 

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たまたまサルタから滞在していたフォルクローレ歌手のおっちゃんと助手のギタリスタ、オーストリアの音楽院でギターを専攻していた女の子と音楽談義。

楽しかったなぁ。

 

こちらはワイン蔵です。

恐る恐る入ったら、好きにぶどう畑を散歩してきていいよ、戻ったらワイン飲んでいけば?という気さくな雰囲気です。

 

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後ろの山景色やサボテンとぶどう棚が一緒になってるのは南米ならではの景色です。

 

馬とか走ってるし、、。

 

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トロンテスという白ぶどうはこの土地ならではの品種です。美味しかった。

 

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カファジャテ街歩き。

 

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プラサの前にあるアルテサニアの市場でひょうたん製の手彫りのマテ茶器があったので購入!ものすごく手が込んでてかっこいい。300ペソとちょっと高めでしたが土産ものにはない雰囲気のものです。

 

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カファジャテ周辺も南米のグランドキャニオンと言われているのですさまじい山景色。

 

のんびりといい滞在でした。

 

カファジャテで滞在したホステルはここ。

https://www.tripadvisor.com.ar/Hotel_Review-g317027-d1915351-Reviews-Hostel_Road_Runner-Cafayate_Province_of_Salta_Northern_Argentina.html

 

6人部屋のドミトリーで150ペソをちょっと値切って130ペソ(910円)

ぶどう棚がある気持ちのいい中庭があり、ハンモックもあります。トイレシャワーキッチン共同。バス停から5分くらいなので歩けます。センターのプラサまでも5分くらい。一番近いワイナリーまで徒歩15分とほとんどが徒歩圏。

悪魔の喉笛などのツーリスティックな場所はツアーに参加するといいかもですね!

 

 

サルタでストップオーバー

おはようサルタ、彩雲。
これからまた長距離バスに乗ってカファヤテに向かいます。

 

クレジットカードをティルカラに忘れるという失態をやらかしたのでまさかのサルタに4日ステイ。

 

アルゼンチンワインの街。
4時間の旅。
後半は打楽器持っての移動や〜

 

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サルタからカファジャテまでのバスはFlechaBUS

10:30発で4時間215ペソ。

荷物は番号札と引き換えですが、バックパックの上げ下ろしには5ペソのチップを取られました。

 

 

サルタは真夏。

サルタは40度真夏日です。


シエスタがあるので午後から18時くらいまで店は休み、行くとこないし暑いのでドミトリーでみんなだらだら。髪切ってもらってる人も!

 

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サルタに来て以来物価の高さに泣いてます。外食不可能。。パナデリアを発見したので色々買ってみました。

 

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こういったデニッシュのようなものもここに来てようやく出会う。

ドゥルセ・デ・レチェやカスタード、ジャムが乗ったもの、手作りのアルファホルも。
エンパナーダは小ぶりでスパイスが効いていて、ミンチではなく食感のいい角切りに近いものが使われてました。
全部で50ペソ(¥350)

 

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それにしても暑い!
これまで標高が高い場所にいたのでダウン必須、夜は毛布にくるまっていたけど一気に真夏です。呼吸は楽になったけど違う意味で息苦しい〜

 

ドミトリーのパティオではチャカレラやらアルゼンチンサンバやビダーラが大音響でかかっていて心地いいです。

 

こちらでは若いおにいさんも車でかっこいいフォルクローレをかけていて、下地に自分たちのルーツミュージックへの愛を垣間見て驚かされます。


日本で民謡なんてほとんど聞かれないもんなあ。こういったとき、本当に羨ましいと思う。失われた日本てなんだろう。

公園でもシエスタする人だらけ。

 

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寝るしかないわな。
あとはたまった洗濯。

 

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サルタの宿

BookingでTierra Norte Hostelをチェック! http://www.booking.com/Share-1MAELi

 

わたしは1泊170ペソ取られました。

6人部屋のドミ。キッチン、朝食つき。カフェコンレチェや紅茶、パンとジャムとバターがつきます。

マテ茶とハーブ

まさかのトラブルでサルタでストップオーバーしています。

 

こちらに来て以来、すっかりはまってしまったアルゼンチンのマテ茶。

 

日常的にみんながポットとマテ茶器を持ってお茶を飲みながら公園でおしゃべりをしていたり、ギターを弾いていたりしてほんとに素敵すぎ!

 

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基本的に1つの茶器、1本のボンビージャで回し飲みなんですが、それが親近感を増すようです。

 

これまでの旅で、インディヘナのコミュニティの人たちがコカの葉をみんなでシェアリングしたり、煙草のパイプを回し飲みするのと同じように、連帯感を生むこと、その場のエネルギーを共有するカルチャーが根底にあるように感じます。

 

マテ茶では、基本的にセバドルと呼ばれる人が茶器にお湯を注いで次の人に回すことになっていて、飲み終わったらセバドルに茶器を渡し、セバドルがまたお湯を注いで次の人に茶器を回していきます。

 

茶葉になるイエルバ・マテにもいろんな好みがあり、ウルグアイでは枝を混ぜないsin paloという味わいの強いものが好まれるそうです。

 

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マテ茶セット。

さまざまなイエルバマテ、マテ茶器、ボンビージャ、お湯を入れるためのポット、bolso materoというマテ茶セットを入れるバッグも。ラウラ特製のメンブリージョのジャムクッキーは絶品でした。

 

マテ茶は苦みがあるので甘いものとの相性が抜群です。

 

アルゼンチン北部ではハーバルマテが増えていて、poleo(ペニーロイヤルミント)menta(ミント),cedron(レモンバーベナ),timilln(タイム)などを混ぜたものも売られています。

 

 

このハーバルマテにさらに蜂蜜なども加えて甘みを増すことも。でも茶葉をマテ茶器に入れたらお湯を注いでも絶対に混ぜてはいけません!笑

 

体調を整えるさまざまなハーブも売られていて、熱があるときや食後の消化を助けるもの、儀式的に使われるようなハーブまでさまざまなものをマテ茶に混ぜて飲む習慣は日本でもちょっと取り入れていきたいなあと思いました。

 

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ティルカラでは家の入り口に魔除けのハーブとしてrudaという香りの強いハーブが置かれ、インデアンミント、molleという香木の樹があちこちに生えていました。

 

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ruda

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インデアンミント

 

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molle

 

この木を見かけたら葉っぱをちぎって香りを嗅ぐとなんとも気分が和らぎます。深い森の香りがします。

 

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これはカレンデュラです。

日本ではオイルが知られていますがこちらでは花を食べるそう。苦みがあって美味しい。

 

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このような自然との共生のかたちは見習っていければなあと思いました。

サルタへ

ティルカラからバスで4時間、サルタに移動してきました。徐々に南下しています。

 

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 今日3月8日は国際女性デー。

 

ブエノスアイレスでも大きなイベントがあるようですが、サルタの広場でなんとコプラの演奏を聴くことができました。

 

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サルタはこじんまりしてますが比較的大きな街。景色は先住民から移民の色彩、ヨーロッパのように変わってきました。

 

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クチ・レギサモンの銅像も。

 

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サルタからすぐにカファヤテに移動する予定だったんですが、クレジットカードをなくしてまさかのストップオーバー。

 

アルゼンチン北部から南下してますが徐々に物価も上昇中で泣いてます。

 

同じものがサルタでは2倍に!

食べ物の値段もほぼ日本と同じ、広場のレストランは2,3千円するものも。

 

ティルカラからサルタの移動バスはBalut。基本的に直行ですが途中から何人も現地人が乗り込んできます。

荷物は番号札と引き換えなので比較的安全。チケット購入にパスポートが必要。

230ペソ バスのクラスは普通の上といったところです。

 

 

ティルカラありがとう。

美しい日々、美しい家族。
ありがとうティルカラ。

 

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朝のマテ茶、
シェフ フィデウの美味しい料理、
庭で洗濯を干し、
野菜を作り、アサードを焼く。
裏の洋梨の樹から梨をもいで食べ、
弾丸のようなおしゃべり
泉のように溢れ出す音楽、
アルファホル、
子どもの歌声、
友達たち、カルナバル、
サボテンの山々。

 

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この言葉を愛しい家族に捧げます。

”真理は万人によって求められることを自ら欲し、芸術は万人によって愛されることを自ら望む”

 

ティルカラ最終日は号泣でした。
予定通り1時間遅れてきたバスを一緒に待ち、見えなくなるまで大泣きして見送ってくれたラウラとフィデウとオリビア
素晴らしい日々をありがとう。

 

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次の街サルタに着きました。