音楽と祈りを求めて〜南米縦断5000キロの旅

歌手のkawoleです。ペルーからボリビア、アルゼンチン、ウルグアイを回ります。音楽を巡るお話も。

南米グランドキャニオン、プルママルカ

7色の山、プルママルカ。

 

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ティルカラからローカルバスで1時間の所にある南米グランドキャニオン。

 

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のんびり街歩き、ギターの音色が聞こえてきたので近づいてみるとマテ茶がやっぱりありました。

 

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それにしても美しい色彩です、エナジェティック。

 

 

ティルカラからプルママルカまではバスで1時間。17ペソ!安い!

ここで宿泊もありですが、わたしはやはりティルカラをオススメしたいなぁ。

街はティルカラに比べてツーリスティックでお土産物屋が並んでるといった感じです。日帰りで訪れるのがいいような気がします。

 

 

 

 

 

 

alta fidelidad ティルカラのラジオ出演

DendeVerasの2人がここティルカラで持っているラジオ番組、”alta fidelidad”に出演します!

 

実は4月にわたしの新しいCD”agua e luz 水と光”をリリース予定で、その中からの日本語のオリジナル曲”見上げるとミナモ、魚になりたい”と、おもちゃの楽団からの曲をかけてもらえそう〜

 

オープニングを録音中。

 

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フィデウのジョークで、”日本から来たレイキマスターです!”と言わされてます笑 こちらでもレイキやヨガ、禅や瞑想はとても人気があり、自然療法など古来の人間の自然治癒法に興味がある人が大勢います。

 

爆笑のうちにレコーディング終了。

 

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viva la vida カルナバル

悪魔と踊るアルゼンチン、ティルカラのカルナバルの土曜日。

 

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コンパルサが招待し振る舞うサラトガという酒(サングリア)を片手にみんなで回し飲みながらストリートを歩き、たくさんの悪魔と踊る、歌う、最後はタルカとエスプーマ(泡)、紙ふぶきにまみれて全身ぐちゃぐちゃになりました。 

 

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 ストリートに立つすべての人に同じように太陽は照りつけ、いくつものパレードが交差してゆきます。途中のでこぼこ道のエスキーナで突然みんなが踊りと音楽をストップする。

 

昨夜のカルナバルで刺されて亡くなった子どもの葬列が通ってゆく。彼らも大きな楽団、まるで同じカルナバル。生きているものと死んでゆくものが交差する。

 

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コルドバ大学の先生が真っ青な空を指差してわたしに言う、
「見てごらん、これが人生だよ!」

 

生きているも死んでいるも同じこと。
まだまだ本当に狂うのをためらっていた。
小さな町の小さなカルナバルで、人形使いや壁画アーティストのおじいちゃん、知らない人に踊ろうと誘われ、女の子にスプレーの泡を吹きかけられ、頭からタルカの粉をまぶされて踊る。

 

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瞬間を生きるってどういう風に生きることだと思う?


昨日、道を歩きながら目についた、「Revolución 革命」の意味がやっとわかった。革命とは真実の自分自身を見いだすこと。


自分自身の奥深くに隠された、砂つぶくらいのダイヤモンドを見つけることだとおもいます!
viva la vida!!

 

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ティルカラごはん

アルゼンチン ティルカラのカフェとごはん。

 

滞在先のラウラの家でも朝からマテ茶です。彼女はいろんな種類のイエルバ(茶葉)を混ぜていて、定番の強い味覚のグリーンマテとハーブを数種類混ぜた茶葉をブレンド。

 

オレンジの皮、こちらではあちこちで売られている地元のはちみつを入れて飲むそうです。いい香り!

 

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気に入って何度も通っているカフェではフフイの素焼きのコーヒーカップで、横に添えられているのはなんと炭酸水のショット!

 

コーヒーがエスプレッソのように濃いめなので合間に飲んだりコーヒーを割ったり。35ペソ(245円)

 

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ようやく出会えた本場のアルファホルは超美味!

たっぷりのミルクジャムが挟まっていて、ほろほろくずれるクッキーとの相性が抜群でした。ココナッツやチョコ、こちらではよく見る雑穀キヌアがまぶしてあるものも。1こ16ペソ(112円)

 

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メルカドでは揚げたバージョンのエンパナーダ。こちらは皮が薄くて揚げ餃子のようでしたが美味しかったな〜。ほうれん草チーズときのこを食べました。1こ8ペソ(56円)

 

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そしてアルゼンチンワイン!
サルタ カファジャテのマルベックです。

 

もう、びっくりするくらい美味しかった、、。フィデウが買ってきてくれたのは地元の酪農家製のサラミです。なんとリャマのサラミ!自然に熟成されたものなので滋味深い。

 

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パンもティルカラだけに見られる焼き方のものらしく、大きな土のかまどで火を使って焼く伝統的なパンだそうです。

 

パチャママという大地の女神に対する深い感謝と祈りがあるため、やはりここでも森羅万象、地水火風のエレメントを生活の中に織り込んでいます。

 

この旅で実感し続けていること。

 

町中で見られる虹の旗wiphala。
赤は地球、オレンジは社会や文化、人間の種の保存と生殖。
黄は時間、エネルギーの白、緑は自然、青は宇宙空間、"ラクサ·パシャ"。
紫はアンデスイデオロギーを表しています。

 

カフェで置いてある本もこちらの地方の音楽、コプラの詩集やアルゼンチンサンバの歌本、古代アンデスのセラミックや織物などのアート本、コカ、アヤワスカカスタネダ、それにまつわる思想と哲学に溢れていて素晴らしい。このような強い意識のある場所を日本でも作りたいなあ。

 

見えないと思われている次元の扉が常に開かれている。

 

音楽と祈りと大地とともにシンプルに生き、土に還る。

 

今日はカルナバルです!

アルゼンチン フフイ州ティルカラ

ボリビアを出国し、ラキアカより長距離バスで4時間、アルゼンチン北部のフフイ州にあるティルカラという小さな街に滞在しています。

 

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なんと、ラウラとフィデウという音楽家一家のお家にホームステイ中!
ラウラはアコーディオニスト、フィデウはレコーディングエンジニアでベーシストです。

 

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ティルカラの山々、サボテンと赤い大地のエナジーに共鳴して集まってきたアーティスト達がたくさん住んでいて、街の雰囲気も独特で素晴らしい。

 

彼らもブエノスアイレス生まれですが、この土地に魅せられて移住、お家にはオーガニックファームがあり、向こうの山並みのエナジーを受けながら犬や猫、5歳になるオリビアという女の子と3人でシンプルに生活しています。

 

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山並みの向こうはチリ。

 

ここアルゼンチンでは、ずっと憧れてきた音楽コプラと打楽器カハの音色を聴きたいと願っていたのですが、素晴らしい友達がいるので呼んであげると言って、来てくれたのはなんとミカエラ・チャウケ!

 

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アカセカトリオのホアン・キンテーロがyoutubeにアップしているコプラのドキュメンタリーにも出演していて、こちらのさまざまな伝統楽器を演奏する超有名人です。

 

カハではなくシャーマニック・ドラムですがミカエラとラウラが一曲歌ってくれました!

ファームで採れた野菜と美味しすぎるミント入りのレモナーダを食べながらみんなでランチを食べて、最後にはやはり自然崇拝と瞑想の話に。

  

白いとうもろこしはいまの時期にだけ採れるもので、ファームからトマトと人参、玄米と地元のヤギのチーズ。

それぞれ取り分けて塩をかけるだけのシンプル。レモナーダはミントとレモン、ジンジャーと少しの黒糖が入ってます。

 

南米に来て以来久しぶりの健康的なランチ。

 

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音楽はアンデスの瞑想音楽についても。
カエラがボイス・メディテーションにとても興味を持ってくれて話が尽きなかった。

 

土曜日のカルナバルではコプレーロというコプラを演奏する音楽家たちがたくさんティルカラに集まるらしい!!
全部がミラクルすぎ、、。