viva la vida カルナバル
悪魔と踊るアルゼンチン、ティルカラのカルナバルの土曜日。
コンパルサが招待し振る舞うサラトガという酒(サングリア)を片手にみんなで回し飲みながらストリートを歩き、たくさんの悪魔と踊る、歌う、最後はタルカとエスプーマ(泡)、紙ふぶきにまみれて全身ぐちゃぐちゃになりました。
ストリートに立つすべての人に同じように太陽は照りつけ、いくつものパレードが交差してゆきます。途中のでこぼこ道のエスキーナで突然みんなが踊りと音楽をストップする。
昨夜のカルナバルで刺されて亡くなった子どもの葬列が通ってゆく。彼らも大きな楽団、まるで同じカルナバル。生きているものと死んでゆくものが交差する。
コルドバ大学の先生が真っ青な空を指差してわたしに言う、
「見てごらん、これが人生だよ!」
生きているも死んでいるも同じこと。
まだまだ本当に狂うのをためらっていた。
小さな町の小さなカルナバルで、人形使いや壁画アーティストのおじいちゃん、知らない人に踊ろうと誘われ、女の子にスプレーの泡を吹きかけられ、頭からタルカの粉をまぶされて踊る。
瞬間を生きるってどういう風に生きることだと思う?
昨日、道を歩きながら目についた、「Revolución 革命」の意味がやっとわかった。革命とは真実の自分自身を見いだすこと。
自分自身の奥深くに隠された、砂つぶくらいのダイヤモンドを見つけることだとおもいます!
viva la vida!!