ティルカラごはん
アルゼンチン ティルカラのカフェとごはん。
滞在先のラウラの家でも朝からマテ茶です。彼女はいろんな種類のイエルバ(茶葉)を混ぜていて、定番の強い味覚のグリーンマテとハーブを数種類混ぜた茶葉をブレンド。
オレンジの皮、こちらではあちこちで売られている地元のはちみつを入れて飲むそうです。いい香り!
気に入って何度も通っているカフェではフフイの素焼きのコーヒーカップで、横に添えられているのはなんと炭酸水のショット!
コーヒーがエスプレッソのように濃いめなので合間に飲んだりコーヒーを割ったり。35ペソ(245円)
ようやく出会えた本場のアルファホルは超美味!
たっぷりのミルクジャムが挟まっていて、ほろほろくずれるクッキーとの相性が抜群でした。ココナッツやチョコ、こちらではよく見る雑穀キヌアがまぶしてあるものも。1こ16ペソ(112円)
メルカドでは揚げたバージョンのエンパナーダ。こちらは皮が薄くて揚げ餃子のようでしたが美味しかったな〜。ほうれん草チーズときのこを食べました。1こ8ペソ(56円)
そしてアルゼンチンワイン!
サルタ カファジャテのマルベックです。
もう、びっくりするくらい美味しかった、、。フィデウが買ってきてくれたのは地元の酪農家製のサラミです。なんとリャマのサラミ!自然に熟成されたものなので滋味深い。
パンもティルカラだけに見られる焼き方のものらしく、大きな土のかまどで火を使って焼く伝統的なパンだそうです。
パチャママという大地の女神に対する深い感謝と祈りがあるため、やはりここでも森羅万象、地水火風のエレメントを生活の中に織り込んでいます。
この旅で実感し続けていること。
町中で見られる虹の旗wiphala。
赤は地球、オレンジは社会や文化、人間の種の保存と生殖。
黄は時間、エネルギーの白、緑は自然、青は宇宙空間、"ラクサ·パシャ"。
紫はアンデスのイデオロギーを表しています。
カフェで置いてある本もこちらの地方の音楽、コプラの詩集やアルゼンチンサンバの歌本、古代アンデスのセラミックや織物などのアート本、コカ、アヤワスカ、カスタネダ、それにまつわる思想と哲学に溢れていて素晴らしい。このような強い意識のある場所を日本でも作りたいなあ。
見えないと思われている次元の扉が常に開かれている。
音楽と祈りと大地とともにシンプルに生き、土に還る。
今日はカルナバルです!